建築家紹介Architect

加藤雅人

水谷美樹

Miki Mizutani

岐阜県海津市生まれ。
軽量鉄骨の設計、ロンドン留学を経て一級建築士の資格取得。
入社後は主にコーティナーター業務に携わり、現在50件の実績を積む。

仕事とは自分の居場所を創ること

代わりのきかない個性世界を知ることで養われた価値観

祖父、父が建設業に携わっていたことにより、小さい頃から日常の生活の中で手を動かして何かを作ることに関心を持ち、中学卒業時には、将来、自らも建築に携わる仕事に就くことを望み、工専高校建築科へと進む。
5年の学科を終えた後、更に専工科建築学科で2年学び、大手住宅メーカーに勤務することとなる。そこでは軽量鉄骨の住宅設計に従事するも、工業生産住宅としてのマニュアルの規格化の壁の中で、想像力と自由意思の発揮することの出来ない主体性の無さに悩み2年で退職。
自らの在り方をリセットする為、ロンドンへ語学留学を兼ね、10ヶ月余りヨーロッパの各地域を旅行する。そこでは、古くて良いものは使い続け、必要不可欠な新しいものを取り入れながらも50年、100年と長く住み続ける文化の違いがあったという。またそこには、その担当者がいないと業務が停止するという代わりのきかない個性の価値があり、日本と価値観の違う世界を目の当たりにすることになる。
帰国後、友人の仕事の手伝いをしながら一級建築士の資格取得に専念し、27歳の時、当社の募集に出会い、自覚と想像力、良識、そして自由発想により、マニュアルの無い設計をし、本当の自分らしさを出すことを願い入社することとなる。
入社後は主にコーディネーター業務に携わり、現在150件以上の実績を積む。

個と全体の調和全ての出来上がりを鮮明にイメージ

家をコーディネートする際に強く心がけていることは3つ。
まず第一に、使い続けることによって、そこはかとなく本来のよさが滲み出てくるもの。欧米住宅のように50年、100年と、きちっと手入れすることにより永続的に機能し、愛着心を持って住み続けて欲しいとのこと。
第二は全体の統一感を損なうことのないように、外から内へ、玄関ホールからリビング、各居室への目線の流れの自然な調和。外観から受ける素材、色合い、デザインの波動が内の素材と色合いのイメージを想像し、心地よい波動を設計すること。
第三はお客様の個性を生かすこと。
服装のセンスがその人の人格を表現するように、コーディネートのセンスがその住まいの価値を大きく左右する。
この業務に2年間関わることにより、自らの設計において全ての出来上がりのイメージがより鮮明に把握することができるようになったという。

自分らしさとは代わりのきかない自分の個性

自分らしさを出していきたいという。
自分らしさ=個性=潜在能力とも言える。
つまり潜在能力を発揮することであり、第三者が評価し、社会で通用するものであることが必要条件である。
あまり、自己主張をされない方からの入居後のアンケート調査において「うまく言葉に表現できない部分を汲み取って戴き、本当に自分の住みたい家が出来て嬉しく思います」という一文を戴けたことがある。
お客様から期待され明言されない潜在的要望を感じ取ることができ、結果が一致したことに大きなやり甲斐を感じるという。
「インプットしなければアウトプットはない」といわれる様に、今はまだ、ひたすらインプットしていかなければならない時期と考え、自己の成長を期し、早く自分らしさを発見したいという。
成長の三要素は、遺伝子と努力と環境によると言われる。
努力はもちろんのこと、環境の大切さを痛感し、「お客様の本当の立場に立ってやってくれ」と言う社長の理念と、代わりのきかない自らの個性の発揮ができる環境の中で目の前の仕事に全力投球できることが今は楽しいと語る。

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